癒しの先にある生きる活力の源。

先日アロマトリートメントの施術を受けて下さった方から

「手から優しさが出ているね」

と感想をいただき、とてもうれしかったんです。

何故か自分の心に長く響いたので深掘り。

「癒してもらう」

「優しく触れてもらう」

これは本当の私が欲しかったものだったのです。

欲しいという生半可なものではなく

渇望!!ぐらいの感覚です。

私がずっと欲しかったもの、手に入らなかった今までの人生

深掘りの中で気づいたのは、

・大事に思ってもらえること

・大事に扱ってもらえること

・優しく触れられること

ということがずっと欲しかったということ。

昔の私は当時のパートナーに都合のいいように扱われ心身ともに疲弊していました。

その状況を当たり前のものだと思っていて本当の自分で生きていなかったように思います。

自分で自分を大事にできていなかった。

もっと過去には子供の頃に親にあまり褒められた記憶がなく、お姉ちゃんだからしっかりしなさいと言われて育ちました。

褒められたり、微笑んで視線を交わしたということは記憶にありません。

何故私は生まれてきたんだろう、って思いながら育ちました。

今では親も必死で育ててくれたんだなあと理解しますが、私の心の底に未解決のずっしりと闇のような、何かことあるごとに引きずり下ろされるような何かがあったのも事実です。

優しく触れられて得られたもの

ここ数年で心の学びや、セラピーを受けたり、葛藤と向き合ってきました。

たくさんの方々に助けてもらいながら人生大きく変わったと思います。

そこで感じたことは、

大事にされている感があると、本当の自分を生きる活力が出てくる

自分の未来に希望が持てたり、ワクワクする予定を立てることができたり、自分を大事にする行動ができる気がします。

そうすると、への字だった口角が上がり自然と笑顔になってる。

憂さ晴らしのためだけにしかエネルギーを使うことができなかった私が、自分の成長のためにエネルギーを使うことができる。

もちろん憂さ晴らしも必要な時もあるし、成長のプロセスには失敗もあるし、揺り戻しだってある。

そんなことは当たり前にある、と分かって進んでいける。

私が癒す人に

「手から優しさを感じる」

飛び上がるほどうれしい感想をいただき、しかと自分の胸で受け止めて

これを成長の糧にしていきたいと真剣に思いました。


誰かの生きる活力に

元気づけたり、勇気づけたり

楽しくて明るい気分に

しんどい身体と心が少しでも楽になったり

闇な気持ちの中の僅かな灯火になったり


自分はもしかしてそこを目指してもいいのかもしれない。

優しいタッチで身体と心のトリートメントやケアができるセラピストになる。

そういうことを忘れずに今の仕事に取り組んでいきたいと思います。

自分探しは自分癒しから始まるかもしれない。

この記事を書いた人

AYAMI

花村 あやみ
ボディワーカー・セラピスト

大学卒業後、介護職に就く。
高齢者介護、障がい者支援、児童の相談支援業務を経験。
業務量の多さから残業や休日出勤しているうちに自分を見失い、徐々にうつの症状が出る。辛かった時期にアロマやハーブに助けられる。植物療法の教室で学び始める。

30代後半に婚約破棄、長く付き合った人の裏切りや破綻から自分と向き合うようになる。人生の転機だと捉えて心理学や生き方に関するセミナーを受ける。他人の言う通りにではなく、「自分らしく生きる」を実現するために今までの生き方を転換。

本当に自分がやりたい仕事に就くため、会社を退職してアロマやハーブの資格取得しセラピストの道に入る。
リラクゼーションサロンで働きながら独立を目指して活動中。

プライベートでは心を語り合えるパートナーと出会い結婚。
庭のあるレトロな家で夫と穏やかで楽しい暮らしを送る。

自分と向き合った数年間の経験を生かして、ヘルシーな暮らし、自分らしく生きることをブログやインスタで発信中。

ボディケア、アロマセラピー、タッチケア、フェイシャルケア、音叉セラピーを使い、「本当の自分で生きる」「身体感覚から自分の深層に触れる」「自分らしさを取り戻す」をテーマに日々癒しに取り組んでいる。