掃除のビリーフリセット

苦手だった掃除が、心の在り方・考え方の転換で楽になったという話です。

今って色々な心理学メソッドとかコーチングとかありますね。

今回の掃除と母親にまつわる話はビリーフリセットがしっくりくると思いました。

家の掃除にイライラする

掃除が苦手です。結構昔から^^;

でも本当の私は綺麗な空間が好き。

自分の理想と、目の前の散らかった現実とのギャップにストレスを感じる。

その回避行動からか引っ越ししたいなあと考えを巡らせたり、

こんな家やったらいいのにと現実逃避ばかりしていた。

物件のネット検索に何時間費やしただろうか笑。

今から思うと、本丸の問題から逃げていたんだと思います。

掃除するとイライラする。

その前に掃除しなきゃと言うだけでストレスがかかる。

やっとこさ掃除機を出してきて始めるものの、片付いていない物が目に入りイライラ。

埃を取ること以前に、片付けないといけない箇所が目に入りイライラするのだ。

机の足で引っかかる掃除機にもイライラしていた。(掃除機さんごめんなさい)

普段から片付けられていない自分にイライラ。

片付いていない空間で、窮屈に掃除機をかけるという行為にイライラ。

職場はいつも綺麗だった

勤めていた時、私のデスクはとても綺麗だった。

引き出しの中も仕切りケースで整頓し、「綺麗だね〜」と言われていた。

高齢者施設で働いていたとき自分のデスクはなかったが、障がい者施設に異動になって、

初めて自分のデスクが与えられた。

自分の城みたいでうれしかった。


デスクマットにごちゃごちゃ挟まずスッキリ、帰る時には電話しかない状態にしていた。

その昔、アルバイト時代もお掃除が得意な人だった。お弁当屋さんのバックヤードもおトイレも率先して掃除する人間だった。

特に苦じゃなかった。綺麗好きと言われることが誇らしかったのだ。

なのに自分の家の掃除はできない。

そういう血筋なんだと思っていた。

実家はお恥ずかしいが綺麗とは言えない。

今は両親が年配で掃除が行き届いていないのもあるが、そもそも子育てしていた時代からそんなに綺麗ではなかった。

不潔ではないが、物が散らかっている状態だったと思う。

小学校時代は自分の学習机は綺麗だったと記憶しているがだんだん物が多くなっていった。

いつしか片付いていない人になった。

試験勉強の前に机の整理整頓からしないといけなかった^^;

人生の転機を迎えて

人生を変えると決めてから今まで出会ったことのない色んな人に出会った。

尊敬する人達に共通するのは家が綺麗だった。

自分を大切にする人は、自分を置く空間をとても大切にし、身綺麗にしている気がする。

私もそうありたいと心から思った。

なんで私は掃除機をやり始めたらイライラするんだろう。

ここ数年、掃除イライラ問題が自分の中で浮上し、顕在化してきてた。

夫も私のしんどさに気づいていた。




その原因がやっと分かった。

母だった。

やっぱり〜!!

あるあるな感じですいませんです^^;

母は掃除するとき、とてもイライラしていた。

母の掃除は定期的でなく、汚くて我慢ならなくなってから。

やば、てなってからだった。

イライラを振りまきながら、話しかけんなオーラ全開で下だけを見て掃除機をかけていた。

機嫌が悪いし、掃除機の扱いも荒かった。

それは母が悪いのではなく、当時の忙しさももちろんあったと思う。

まあでもその姿を見てオーラを感じて子供の私は、

悲しい感情、やるせなさ、罪悪感を抱いていくことになったと言うことは、今では想像に易しい。

本当の自分に舵を切る

私と母は違う。

全く別の人間。

それがいつの頃からか、腑に落ちた。

これはね、こうしたからとかないんです。

一つじゃなくて色んな学びのおかげだと私は思っています。

学びはセミナーだけじゃなくて書籍とか人との出会いとか些細な日常からとか。

私は個人的にビリーフリセットは良かったと思います。

それも私にとって、その問題に関してなのです。

みんながみんな同じ方法で解決できるとは思わない。

けれど今苦しいと思っている人で、何かピンときた人がいるなら

何か自分で選んで決めて取り組んでみて欲しいとも思う。

私は苦しみの解放になったから。



話戻ります。

私と母は全く別の人間。

私は綺麗な空間が好き。

ホテルのような空間に憧れる。

料理家有元葉子さんのスタイリングなんかはスッキリしていてすごく好き。

栗原はるみさんのようなおしゃれなスタイリングにおしゃれな料理とかめっちゃ好き。

桐島かれんさんのようなアートでグリーンな家も大好き。

島田順子さんのパリの暮らしも自由とセンスが溢れていて素敵。

私もそんな家を目指したい。



私は母じゃない。

母は母の人生、私は私を生きる。



はい。

OK。

そうする。

やる。



自分の意見を採用してみる。

そしたら掃除機が落ち着いてかけられるようになりました。

もちろん毎日はできてないけど。

掃除が好きになったと言うのもちょっと違う。

「楽にできるようになった」と言うのが一番の感想です。


もっと楽にできるようにハンディ掃除機買おうかなあと思っています。

雑巾を挟めるモップを買ったからそこに雑巾挟んで拭き掃除もしてます。

今までの自分からは考えられない!

気合い決めて水拭きして、その後に疲弊してたから。


雑巾がエコだから!とこだわっていましたが、

楽に使えるフローリングシートも常備しています。

しんどい時は使い捨てのシートでササッと埃とって、ウェットなやつでササッと拭いておしまい。

やれる時は、タオル切った雑巾で水拭きする。それでいい。



それでええやん、もう苦しまんでええやん。


掃除を毎日できるようになるのではなく

掃除に苦しまなくなる。

これってビリーフリセットだよな、と体感しています。


自分にとって心地よい空間を自分で創造する。

これが成長の道、自立なのかなと思います。

ある程度に物がある方がいいという人もいるし、その塩梅は人それぞれ。


掃除でぐったりする自分は卒業して、

罪悪感は手放して、

出勤じゃない日は、ブログ書いたり家で好きなことする時間の合間に

台所したり掃除機かけたりする。

人生が変わるって

別人になるのではなく

(見た目は別人のようになる場合もあると思う)

今までの自分を理解して許し、

前を向いて肯定感を持って進んでいけるようになる。

成長する、健全化する、

ということなんだと思います。

この記事を書いた人

AYAMI

花村 あやみ
ボディワーカー・セラピスト

大学卒業後、介護職に就く。
高齢者介護、障がい者支援、児童の相談支援業務を経験。
業務量の多さから残業や休日出勤しているうちに自分を見失い、徐々にうつの症状が出る。辛かった時期にアロマやハーブに助けられる。植物療法の教室で学び始める。

30代後半に婚約破棄、長く付き合った人の裏切りや破綻から自分と向き合うようになる。人生の転機だと捉えて心理学や生き方に関するセミナーを受ける。他人の言う通りにではなく、「自分らしく生きる」を実現するために今までの生き方を転換。

本当に自分がやりたい仕事に就くため、会社を退職してアロマやハーブの資格取得しセラピストの道に入る。
リラクゼーションサロンで働きながら独立を目指して活動中。

プライベートでは心を語り合えるパートナーと出会い結婚。
庭のあるレトロな家で夫と穏やかで楽しい暮らしを送る。

自分と向き合った数年間の経験を生かして、ヘルシーな暮らし、自分らしく生きることをブログやインスタで発信中。

ボディケア、アロマセラピー、タッチケア、フェイシャルケア、音叉セラピーを使い、「本当の自分で生きる」「身体感覚から自分の深層に触れる」「自分らしさを取り戻す」をテーマに日々癒しに取り組んでいる。