迷いと悲しさの効用

人生の迷い

自分を信じて進めと言われても、不安で信じられない。

ググると溢れる方法論やノウハウ、一瞬はいいけどやっぱり続かない。


いつも置いていかれる感。

いつも追いついていない感。

自分がイケてない感。

足りない感。

心の底からは満たされない感。

がっかり感。

がっかりの人生。

人生の壁でもない

迷子になったような

分からない感覚。

合っているような合っていないような

それすら自分で判断つかない。

何がいいのか、どっち向きなのかそれすら分からない。

なんとなく生きているだけの虚しさ。

悲しさ

自分の人生って何なのだろうか。

キラキラ、ギラギラ、ガツガツ、右肩上がりも虚しく、

ただ減らすだけのミニマムも寂しい。

一体自分の目指すところは何なのだろうか。

私の存在って何なのか。

自分というものの虚しさや悲しさに触れ

心底がっかりする。

ちっぽけな、なんてちっぽけな自分に打ちひしがれる。

そんな感情に何度も晒され、突きつけられ、闇の中で迷い続ける。

癒しと兆し

生き生きとする人が羨ましい。

人生の目標に向かって頑張っている人、

本気で楽しんでいる人、本気で悔しがっている人。

自分の人生を生きている人が羨ましい。

それに比べて私は‥‥。

そんな虚しさを感じ切ったら

小さな幸せを感じてみる。

心底がっかりしたら、そこは底だ(ギャグみたいや!)

もうそれ以上は下がらない。

腕を広げたぐらいの半径50センチ範囲で小さい世界を作ってみる。

温かいお茶のほっこり感。

お布団に入ったときの安堵。

お日様にポカポカあたる幸福感。

シャンプーした後のさっぱり感。

着心地のいいパジャマに包まれた時の皮膚の感覚。

お気に入りのコスメで手入れしたときの優越感。

忘れていた感覚を取り戻す。

自分の身体感覚を

自分の感情を

ワクワクを

希望を

お休みをとって休息する。

寝て終わる1日もいい。

疲れている自分を許す大切な時間なのだから。

しっかり寝たら

栄養のある食事を摂って

お風呂に入り、シャンプーして、身体を洗って

お化粧水つけて、クリームつけて

ドライヤーして、髪をオイルでしっとりさせる。

心地よい部屋着で自分を包んであげる。

小さな癒しが、自分の心に余白を創り出してくれる。

その余白は「本当の自分」と対話する場になる。

外側にばかり向けていた自分の意識というものが

内側に向いた時、癒しが始まる。

本当の自分に出会うための小さなプロセスをやってみる。

本当の自分を生きるために。

この記事を書いた人

AYAMI

花村 あやみ
ボディワーカー・セラピスト

大学卒業後、介護職に就く。
高齢者介護、障がい者支援、児童の相談支援業務を経験。
業務量の多さから残業や休日出勤しているうちに自分を見失い、徐々にうつの症状が出る。辛かった時期にアロマやハーブに助けられる。植物療法の教室で学び始める。

30代後半に婚約破棄、長く付き合った人の裏切りや破綻から自分と向き合うようになる。人生の転機だと捉えて心理学や生き方に関するセミナーを受ける。他人の言う通りにではなく、「自分らしく生きる」を実現するために今までの生き方を転換。

本当に自分がやりたい仕事に就くため、会社を退職してアロマやハーブの資格取得しセラピストの道に入る。
リラクゼーションサロンで働きながら独立を目指して活動中。

プライベートでは心を語り合えるパートナーと出会い結婚。
庭のあるレトロな家で夫と穏やかで楽しい暮らしを送る。

自分と向き合った数年間の経験を生かして、ヘルシーな暮らし、自分らしく生きることをブログやインスタで発信中。

ボディケア、アロマセラピー、タッチケア、フェイシャルケア、音叉セラピーを使い、「本当の自分で生きる」「身体感覚から自分の深層に触れる」「自分らしさを取り戻す」をテーマに日々癒しに取り組んでいる。