積極的休養〜活力を生み出す余白づくりのトリートメント〜

こんにちわ。あやみんです。

もう12月なんですね。早いです。

12月は一年のお疲れを癒やしにたくさんのお客様が勤務サロンに来られます。

自分を労い、新年に向かってリセット必要ですよね。

お疲れの時は早めに休養してぜひリラクゼーションもご活用くださいね〜。

さて、今日は最近読んだ「休養学」の本を参考にしながら

休養とトリートメントについて思ったことを書きたいと思います。

積極的休養という考え方

「休養学」という本を読みました。

著者の片野秀樹さんは医学博士で、

着るだけで疲労が回復するという「リカバリーウェア」を開発した人だそうです。

すごい時代になりましたね。

開発した繊維の遠赤外線効果で自分の身体の熱を利用して

身体が温まり血流が良くなって疲労回復をするという仕組みのようです。

本には疲労についての科学的なメカニズムや休養の分類や活用法などが書かれていました。

→あなたを疲れから救う「休養学」

リラクゼーション業で感じる慢性疲労

こんなに文明が発達した現代社会。

色んなことが便利で快適になったにも関わらず、

疲れている人は多く、うつ病患者数も年々増加。

たまに快活な人を見ると羨ましかったりしますね。

勤務サロンでお客様を見ていてもすごく疲れていて、

(当たり前ですね、疲れてるから利用している訳で)

そして疲れが取れない慢性疲労でお悩みの方が多いです。

疲労が半年続くと慢性疲労というそうですが、

そんなレベルじゃない何年もしんどいという方もおられます。

本によると慢性疲労から、慢性疲労症候群を発症することがあるそうです。

疲労は病気につながる身体からのアラームであるということを忘れてはいけませんね。

積極的休養とリラクゼーション

本の中では休養を

・生理的休養
・心理的休養
・社会的休養

の3つの分類をさらにそれを7タイプに分けてそれぞれの休養モデルを紹介しています。

生理的休養は休息タイプ、運動タイプ、栄養タイプに分けられています。

休息は読んだ通りで活動を中断してリラックスして心と身体を沈静化する。

これまず第一ですね。まずは休息しましょう。


私が注目したのは、生理的休養の中の運動タイプ。

軽い運動をすることで血液の流れがよくなって、

老廃物の除去が促進されたり、

リンパの流れが良くなり、

疲労感の軽減につながると。

これを著書内では積極的休養、攻めの休養と紹介されています。

ヨガやストレッチ、お風呂も運動タイプとされていました。


これこそリラクゼーションで実現したいところです。

ベッドで横になるので、休息タイプと運動タイプの間のような感じかも知れません。

筋肉をほぐし、リンパを流す。

血の巡りが良くなって疲労感の軽減ができる。


運動するのはしんどいけれども

リラクゼーションならベッドで横になりセラピストのケアを受けるなら

できるかもという方も多いんじゃないでしょうか。


元気が出てきたら運動へ移行していけばいい。

そして運動とケアを組み合わせることができれば

理想的な良いサイクルだと思います。

*運動だけが身体を元気にする方法ではないと思うところもありますが、
長くなるので別記事(ボディ・マインド・スピリットの視点)で書きたいと思います。
(特別な運動していないけど快活で健康的な人もいます)

エネルギーの自家発電

著書の中では「活力」という言葉が出てきていました。

有効な7つの分類の休養を組み合わせて実践することで、

今まででの回復レベルに加えて「活力」が沸き

しっかりと疲労回復、エネルギーチャージできるということが書かれていました。

私がおすすめする余白づくり

施術をしても元の生活でまた疲労がドンと蓄積される。

だんだん施術が足りなくなってくるというパターンを見かけます。

運動したくてもできない、時間も気力もない。

現代社会はこんなにも疲れている人が多いのが現状です。


でも今の生活を少しでも変えることで慢性疲労の蓄積から軽減に変えていきたい。

活力がある状態で自分自身をコントロールできたらいいなと思います。


リラクゼーションもいい、運動もいい、

旅もいい、友達との語らい、没頭できる趣味もいい。

組み合わせるとさらに良いと思います。


1人で手軽にできるおすすめは瞑想(マインドフルネス)です。

難しく思わずにただ座り、考えすぎの頭を鎮める。

呼吸に意識を向けて、お腹からしっかり呼吸をする。


頭を休めて「自分」に戻る静かな時間だという風にも捉えています。

そうして自分自身に余白をつくり、自分自身を俯瞰し、

自分の生き方や行動を自分自身でデザインしていくこと。

そうやって自分を自分軸で生きていきることが自律であり自立ですね。

(私も道半ば。その状態を目指しています。)


瞑想や呼吸法はどこでもできます。

手軽に取り入れてみてもいいんじゃないでしょうか。

お気に入りのお香やアロマなんかを焚いてみたり

クリスタルボウルやシンギングボウルなどの瞑想音楽をかけて

楽しみながら行うのも継続につながるので良いと思います。

写真は音叉を習いに行った時のものです。

ただ座って瞑想している写真がなくて近いものを探したら出てきました。

音叉を使い、波動を調整して‥というと大袈裟かも知れませんが

頭を休め、心を静かに、余白を作っている感じです。


瞑想というと馴染みがなくちょっとハードル高い・・

という方はぜひ一緒にやってみるのもありかも知れません。

今まで高野山でリトリート受けてみたり、お寺で阿字観瞑想をしたり、

OSHOアクティブ瞑想のセッションを受けたり・・

今まで自分を見つめるために色々受けてきた経験があります。

一度体験すると家でも実践しやすいと思います。

サロンメニューに組み込んでみようかな、とちょっと検討中です。

あやみん最新情報

*ただいま、施術メニュー見直し中です。
私が提供できる「癒やし」について日々試行錯誤しています。
予約可能日が決まりましたら、ブログやSNSでお知らせします。

2025.10.10

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この記事を書いた人

あやみ

花村 あやみ
ボディワーカー・アロマセラピスト

大学卒業後、介護職に就く。
高齢者介護、障がい者支援、児童相談支援業務を経験。
組織で働くうちに自分を見失い、徐々にうつの症状が出る。辛かった時期にアロマやハーブに助けられる。植物療法の教室で学び始める。

30代後半に婚約破棄。
長く付き合った人の裏切りと破綻から自分と向き合うようになる。
人生の転機だと捉えて心理学や生き方に関するセミナーを受ける。
他人の言う通りにではなく、「自分らしく生きる」を実現するために今までの生き方を転換。

本当に自分がやりたい仕事に就くため、会社を退職してアロマやハーブの資格取得しセラピストの道に入る。
リラクゼーションサロンで働きながら、自宅サロン『癒やし処 阿美』をR7.4にオープン。

プライベートでは心を語り合えるパートナーと出会い結婚。
庭のあるレトロな家で夫と穏やかで楽しい暮らしを送る。

ボディケア、アロマセラピー、中国式足つぼ、お手当(タッチケア)、フェイシャルケア、音叉セラピーを使う。
「本当の自分で生きる」「身体感覚から自分の深層に触れる」「自分らしさを取り戻す」をテーマに日々癒しに取り組んでいる。